カット後の切断面の処理について

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プラスチックを加工する工程において、カット工程はかかせません。
板を手配し、機械工程・組立てがあるものは、まずカットの工程から入ります。
カットとは、パネルソーや昇降盤などで、板を切断することを言いますが、
用途において、カット後の仕上げ方法が変わってきます。

①切放し(切りっ放し)
切断したままの状態です。切断面にノコ目が残り、ガサガサの状態です。
エンドユーザーが商業関係でなおかつ商品がディスプレイなどの人の目に
つくようなものであれば不適切です。
逆に「端材を分けてほしい」・「とにかくその板があればいい」などで
あれば一番安価ですのでオススメです。

②プレーナー仕上げ
プレーナーと呼ばれる機械で切った表面を均等にします。そうすることによって
表面がマット調のようになり、ノコ目もなくなります。人の目につくわけではないけど
少し費用高くなってもノコ目が嫌だな・・・という方はこちらをオススメします。

③ミガキ仕上げ
商業関係でなおかつ商品がディスプレイなどの人目につくようなものであれば
この仕上げが一番適切です。カットする前の板の表面とまではいきませんが、
限りなく、切断する前の表面と同じぐらいの透明度がでます。
アクリルの最大の良さは透明度ですので切断面の処理で最もお値段も高い処理になります。

上記にも書いてありますが、(安)①→(高)③の順で費用が変わります。
用途をしっかり把握し、処理選択することによってコスト削減にもつながります。
わからない場合はお気軽にご相談いただければ、営業及び業務が対応いたしますので
ご連絡ください。

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